伝説がいっぱいの

高さ42m、幹回りは14mもある巨木。龍雲庵という寺の跡で、この木はその寺の境内に平家落人墓標として植えられたものと伝えられています。

その昔、門三郎という若者がこの木を伐り薪にしようと考えたところ、夢枕に美女が立ち、伐らないよう頼みました。この美女はこの木に住む白蛇の化身であったという伝説も残っています。

宮崎八郎がルソーの思想を教えた

明治8年4月26日、変則熊本第五番中学として熊本民権党の宮崎八郎らが中心となり、設立。ルソーの『民約論』(中江兆民訳)をテキストにして自由民権教育を行っていました。しかし熊本県との反目により、わずか半年で閉校しました。

ここの神社は阿蘇の字が逆文字

鳥居に掲げられた「阿蘇一宮」の蘇の文字。「禾」と「魚」が逆になっているめずらしい神社です。秋には神社の前のイチョウの大木が黄金色に色づきます。